『いつも講師っぽく見えているのかが不安なんです』
と撮影の相談にいらっしゃった方がいました。
童顔なので頼りない雰囲気に見えるのではとの不安があります。
かといって大人っぽい服を着ると違和感があり老けて見られるんです。
今回は、この相談にお答えしましょう。
講師として相手と築くべき関係とは?
お客様を前に講師に見えるかどうかは、その後のお客様との関係や契約してもらえるかどうかに関わってきますから、とても大事なことですよね。
私も以前は、お客様にどうみえてるか不安でした。
とある講座を開催したときのことです。
講師らしく見せようとかっちりとしたジャケットを着て行きました。
子連れの主婦ばかりだったからだと思いますが、親近感を感じてもらえたという感触はなく、その結果、講座後の質問もほとんど出なかった、という失敗談があります。
講座で大事なのは
- なんでも話せる親近感がありつつも
- お客様とのコミニケーションに主導権をもつこと
です。
つまり、決して威圧感を与えることなく、親近感はありつつもこちらの言っていることを聞いてもらえる関係を築くことです。
かわいらしい雰囲気の顔立ちの方が信頼感を持ってもらうには
もともとの雰囲気がかわいらしい方は、親近感は出るのですが、その一方信頼感を出すのは少し難しいところがあります。
相手に信頼感を持ってもらうために効果的な方法は2つあります。
①色は似合う色を知ってクールな色味によせる
この方の場合は、以前カラー診断をしてもらったところ『スプリングタイプ』だったようです。
柔らかくて親しみが強くなるのでクールな『サマータイプ』よりに

ベージュならピンクよりなど、できるだけブルーベースに近いものにします。
②洋服はシンプルだけどポイントがあるものにする
こういう方は、顔分析すると『キュートタイプ』になります。
キュートタイプの方は、シンプルなものを着るととたんに老けて見えてしまうので、色は一色にして、フリルやレースや飾りがついたものにしましょう。
デザインがあるものにするのがおススメです。
デザインに個性がない場合は、アクセサリーを重ねづけで個性をだしましょう。
例えば…

レースのアクセントがあるので、若々しさを消しません。
レースとお洋服の色が同色なので可愛らし過ぎる感じにならないのです。

サマータイプのお色ですが、シンプル過ぎるのでアクセサリーでデコラティフにしました。
どうですか?
親近感がありつつ、信頼できる雰囲気になっていると思いませんか?
見せたいイメージとご自分のタイプが違う場合は工夫が必要
今回は柔らかい雰囲気の方が、親しみを残しつつ信頼感を与えるように見せるには?というお話でした。
逆の場合もあると思います。
シンプルなお洋服が似合うお顔のタイプなのに、華やかなお仕事をなさっていたり。
そういう場合に、無理になりたいイメージにがっつり寄せたお洋服を選んでも、周りからは思ったイメージには見えていない、という悲しいパターンはたくさんいあると思います。
逆に、ほんのちょっと工夫でご自分の描くイメージに近づけることができたりするということを知ってほしいと思います。
まずは、ご自分のカラータイプだけでなく、お顔のタイプも診断することで、ご自分が似合う服ってどんなものなのか?をしっておくことが大切ですよ~